あなたは自分の知らない内に、常識人間になってしまってはいないでしょうか。わたしも一般家庭で生まれて育ったので、学校に通い卒業して、一般企業に就職して給料をもらう。休日はその給料を使って遊び、また仕事⇔休日の繰り返し。そんな毎日でした。でも今では、「なんでもっと若いうちに空き時間を使って勉強しなかったんだろう」と切実に感じます。
「ただ、みんな一緒だし…」と思っているあなた、今日から自分を少しだけ変えて見ませんか?
今日紹介する本は、”PLAY・JOB”という本になります。
1.”PLAY・JOB”ってどんな本?
“PLAY・JOB”はいわゆるビジネス書ではなく、いかに常識外れの行動が大切かが書かれています。”PLAY・JOB”というのは日本版のタイトルで、原文は、
“WHATEVER YOU THINK,THINK THE OPPOSITE”
直訳すると、”あなたがたとえ何を考えても、正反対のことを考えてください”という意味です。
これだけでも、少し本の内容が感じ取れるのではないでしょうか。
2.冒頭部分を抜粋して紹介
本の冒頭部分には、下記の文章が書かれています。
“この本は「常識はずれな行動」の重要性を説明している。
「無茶をすること」が、いかにあなたの人生を安定させるのか。
「まともではない方法」が、なぜ論理的な方法よりも優れているのか。
そんな矛盾について、偉大なビジネスマン・哲学者・アーティストたちの言葉や、新鮮で刺激的な作品、私の身近で起こった出来事などを例に、これから解説していきたい。”
これだけでもかなり続きが読みたくなると思います。
この本は文字がびっしりというタイプではなく、絵や画像,デザインの中に文字が少しだけ配置してあるタイプになります。ですので、30分ぐらいで全部読めてしまうのですが、その中身は非常に濃いものとなっています。
3.本の中身の一部紹介
本の中身では、実際に常識外れな行動をしたことによって、いかにその人が成功したのか。また、当時は当たり前だと思われていたことが、いかに当たり前ではないことが実例を挙げて紹介されています。
みなさんは”走り高跳び”をやったことがあるでしょうか。わたしは学生の時、体育の授業で経験があります。1968年のオリンピックまでは、斜めから助走し体を寝かせて跳ぶ”ウエスタンロール”という跳び方が常識で、それ以外の飛び方なんてありえなかったそうです。
その常識に対して、ひとりの無名の選手がそのオリンピックで世界記録を出しました。
その飛び方というのが、バーに対して真後ろから跳び、そのまま背中からドスンと着地する、いわゆる”背面跳び”だったのです。”背面跳び”は現在の世界記録2m45cmもこの跳び方で樹立しています。
このことからも、当たり前だと思っていることは、つねに当たり前ではないのです。
4.まとめ
著者に非常に強いメッセージが詰まっている”PLAY・JOB”ですが、そのメッセージを一言で表すと、
“とりあえずやれ”
だとわたしは感じました。
自分への起爆剤として、非常に読む価値がある本だと思います。気になる方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
本は現在絶版になっていますので、中古で探してみてください。
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