下記の記事で、”投資とはいったい何なのか”を解説しました。
【完全初心者向け】投資とは
今回は、”投資をどうやって始めるのか”を解説していきたいと思います。
投資と一言で言っても、株式、国債、社債、不動産、仮想通貨、金、FXなど、
実にさまざまな投資対象が存在しますが、
今回はすべての基本となる“証券口座の作り方”を紹介します。
【完全初心者向け】投資の始め方
投資を始めるためには、証券会社に投資用の口座を開設する必要があります。
給与の振り込み先に使用している銀行口座では投資を行うことはできません。
証券会社と聞くと、「店舗の窓口に行く必要があるの?」と思うかもしれませんが、
ネット上で口座を開設できるので、家から出る必要はありません。
実店舗がある証券会社を”総合証券”、実店舗がないネット上の証券会社を”ネット証券”といいます。
ネット証券の場合、PCやスマホで証券会社のホームページから口座開設の手続きが可能です。
ネット証券の最大のメリットは、“手数料が安い”ことです。
仮に100万円の株式を買って売る場合、総合証券では約2万円の手数料がかかりますが、
ネット証券の場合は1000円以下が普通です。
ネット証券で投資用の口座(証券口座)を開設
ネット証券では、口座の開設に費用は一切かかりません。
ネット証券と言ってもかなりの数が存在しますが、おすすめは手数料が安い下記の5社です。
SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券、LINE証券
(複数の口座を開設することも、あとから口座を変更することも可能)
証券会社のホームページにある、”口座開設”の欄をクリック(タップ)し、画面の指示に従って必要事項を入力していきます。
この時、「運転免許証などの本人確認書類」と「マイナンバーカード(マイナンバー通知カード)」が
必要になりますので、準備してから手続きをするとスムーズです。
口座を開設する際に口座の種類が3種類あるため、多くの方はここで詰まります。
この3種類は投資の利益に対する税金の申告と支払い方の違いがあります。
一般口座=自分で税金を計算して確定申告し、税金を支払う。
特定口座(源泉徴収なし)=証券会社が1年間の損益を計算し、確定申告や納税は自分で行う。
特定口座(源泉徴収あり)=証券会社が1年間の損益を計算し、税金を源泉徴収して納めてくれる。
初心者の方は、面倒な手続きが一切ない「特定口座(源泉徴収あり)」を選びましょう。
(各種類にはそれぞれメリット,デメリットがありますが、ここでは説明を省略します。)
ネット上の手続きが完了すると、口座開設に必要な資料が家に届きます。
資料の記載項目を確認し、必要事項を記入して証券会社に返送すれば手続きは完了です。
どのネット証券会社も、約1週間程度で口座を開設できます。
証券口座に入金する
口座開設の手続きが完了したら、証券口座に投資資金を入金しましょう。
預金口座と同じように、銀行窓口、ATM、インターネットバンキングから入金できます。
投資の事がまったくわからない状態で、大きな金額を入金することは非常に危険です。
まずは10万円を目安に入金し、実際に投資を経験してから投資資金を増やすことをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
初心者の方がつまづきがちな、証券口座の作り方について解説しました。
次は初心者におすすめの投資対象について紹介する予定です。
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