こんにちは、テンプルトンです。
下記の記事で、「投資とは」と「投資の始め方(証券口座の作り方)」について紹介しました。
【完全初心者向け】投資とは
【完全初心者向け】投資の始め方
投資にはさまざまな商品があり、最初はどれに投資すれば良いかわからない方も多いと思います。
今回はそのなかのひとつ、初心者におすすめの「インデックス投資」を紹介します。
インデックス投資(パッシブ投資)とは
インデックス投資とは、日経平均株価やTOPIX、ダウ、S&P500といった、インデックス(株価指数)と
連動した成績を目指す投資方法です。
日経平均株価やダウはニュースで読み上げられることも多いので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
たとえば、日経平均株価に連動するインデックス投資を100万円で行った場合、日経平均株価が3%上昇すれば、あなたの100万円が+3%の103万円に上昇することになります。
インデックス(株価指数)の種類
インデックスの中で有名なものを紹介します。
日経平均株価
日本株式市場の動向を示す株価指数のひとつ。
東証一部上場銘柄のうち日本経済新聞社が選定した225銘柄の株価の平均。
(代表銘柄:ファーストリテイリング,ソフトバンクグループ,東京エレクトロン)
TOPIX
日本株式市場の動向を示す株価指数のひとつ。
東証一部上場の全銘柄を対象として、各銘柄の浮動株数に基づく時価総額を合計して計算。
1968年1月4日時点の時価総額を100として指数を算出。
(代表銘柄:トヨタ自動車,三菱UFJフィナンシャル・グループ,日本電信電話)
ダウ(ニューヨーク・ダウ)
アメリカ株式市場の動向を示す株価指数のひとつ。
ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している銘柄のうち、
ダウ・ジョーンズ社が選定した30銘柄の株価の平均。
(代表銘柄:アップル,マクドナルド,マイクロソフト,コカ・コーラ)
S&P500
アメリカ株式市場の動向を示す株価指数のひとつ。
ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している銘柄のうち、S&Pダウ・ジョーンズ・
インデックスが選出した代表的な500銘柄の株価を時価総額比率で加重平均したもの。
(代表銘柄:アップル,マイクロソフト,アマゾン,アルファベット)
以上の4つになります。
このほかにもインデックスは無数に存在します。
日本,アメリカ以外にも、中国,ヨーロッパ,インドのあまり報道されないインデックスもありますし、
全世界の株式を採用した全世界株式インデックスというものもあります。
なぜインデックス投資がおすすめなのか
トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループ、ソフトバンクグループといった会社の個別株を購入した場合、その会社の業績が落ち込めば、株価も業績と連動して下がることが多いため、かなりの資産が減ることになります。
また、もし株を購入した会社が倒産した場合、その株の価値は0円になってしまいます。
そこで、インデックス投資の出番です。
インデックス投資は、前述した通り数多くの銘柄の株価の平均だったり、時価総額の平均だったりするので、仮にひとつの会社が潰れた場合でも、インデックスが0になるということはありません。
また、インデックスの銘柄は定期的に組み入れを起こっているため、常に最新の銘柄に投資し続けることができます。
投資を始めてすぐは、どの銘柄の株を買えば良いかわからないものです。
そこで、多くの銘柄がすでに組み込まれているインデックス投資がおすすめなのです。
個別株に比べるとリターンは小さいですが、それでも年6%程度のリターンを目指すことは可能です。
年6%と聞くと少ないと感じるかもしれませんが、実際の数字を例にあげると、
100万円を投資して1年で106万円、2年で112.36万円、10年で179.08万円にもなります。
(複利運用の場合)
インデックス投資を行う方法
インデックス投資を行うには、インデックスに連動する投資信託やETF(上場投資信託)を購入する必要があります。投資信託とETFの違いは、上場しているかどうか、取引場所や取引可能時間などがあります。好みの問題もありますが、初心者の方は最低購入金額が少ない投資信託がおすすめです。
最近では、100円からでも投資信託が買えるサービスを提供しているネット証券もあります。
100円であればすぐに購入可能だと思いますので、ぜひ検討してみてはどうでしょうか。
まとめ
今回はインデックス投資を紹介しました。
次回は、代表的なインデックス投資商品を紹介する予定です。
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